夜しっかりと睡眠して、睡眠時間は足りているはずなのに
仕事中眠くなってしまうのかと悩んでいる人が実はけっこう多いです。
こんなに眠いのは、「もしかしたら病気なのでは?」と考えたことありませんか?
原因や意味もなく「いくら寝ても眠い」という場合は、何かほかに原因があるはずです。
今回は、いくら寝ても眠気がとれない原因をまとめました。
実はしっかり眠れていない!?その原因は??
原因は人によって色々ですが、一般的には寝すぎで体が甘えてしまっているかもしくは「ストレス」が原因であることが多いです。
ストレスでしっかり休めていない場合は
しっかりと気持ちを解放させ休養をとりましょう。
ですが、もしも原因が甘えでもなくストレスでもなければ念のため病院で検査をしてもらう方がいいです。
その場合、どんな病気が原因として考えられるのでしょうか?
当てはまると考えられる病気はいくつかあり
それは「睡眠時無呼吸症候群」と、「過眠症」の2つです。
まず、1つ目の「睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)」とは、眠っている間に呼吸が止まる病気です。
この「Sleep Apnea Syndrome」の頭文字をとって、「SAS(サス)」ともいわれます。医学的には、10秒以上呼吸が止まった状態を無呼吸状態といいます。
無呼吸が一晩中(例えば7時間の睡眠中)に30回以上
もしくは1時間あたり5回以上あれば、それは睡眠時無呼吸と呼ばれるものです。
寝ている間のこの無呼吸障害に私たちはなかなか気付くことができず
原因がいつまでも分からず翌日に疲れを溜めてしまい、それを繰り返してしまいます。
そのため、この病気の存在を知らずに自覚な人が多いです。
病院でのきちんとした診断を受けず「自分は病気ではない」と思っている人が
この病気の場合、日本中に数多くいると考えられているのです。
日本にいるこの病気の想定での患者数は約300万人以上といわれています。
この病気が深刻なのは、寝ている間に生じる無呼吸が起きているときの私たちの活動に様々な影響を及ぼすことです。
気付かないうちに日常生活や仕事中そして移動中などに様々な影響を与え生活に支障が生じる可能性が高いと考えられています。
2つ目は、「過眠症」この病気の症状としては、日中の眠気に悩まされ
その居眠りは長くても30分以内と短く、目覚めたあとは一時的にすっきりします。
ですが、笑ったり怒ったりすると、突然体の力が入らなくなりひどいときにはへたり込んでしまうような症状があらわれます。
また、就寝してすぐに金縛りにあったり現実と区別がつかないような夢を体験したりすることも過眠症の特徴のひとつです。
質の良い睡眠のために
質の良い睡眠をとるために、今すぐにできる改善法があります。
それは、就寝前の2時間は食べ物を食べないということです。
もし、寝る前にものを食べると食べた後すぐ寝て胃がずっと活動しなければなりません。
すると就寝中も体が休まらす、疲れも取れにくく翌日に疲れを持ち越してしまいます。
病気の場合は、太りすぎないことが大切です。
太りすぎている場合は、喉や首まわりの脂肪沈着が睡眠で疲れがとれない病気の発症に大きく関係しています。
また、睡眠時無呼吸症候群になっておりその原因が太りすぎの場合は
仰向けで寝るよりも横向きで寝ると上気道の閉塞を軽減できる場合があります。
その場合、抱き枕などを使って横向きで寝られる工夫をしてみるのも良いでしょう。
まとめ
7時間以上寝ても疲れが取れない方は注意が必要です。
「仕事や家事などが原因で疲れが取れない・・」
「いくら寝てもまだ眠い・・・」
と思っていても原因は病気かもしれません。
ここにまとめてある方法を試しても変わらない場合病院での受診をおすすめします。