便秘薬を飲むと腹痛が起こることがありますが
その痛みは時に激痛を起こすこともあります。
家でいる時ならいいですが、それが出先や仕事中などだと困ることがありますよね。
そんな時、腹痛の痛みを少しでも和らげる方法とはどんなものなのでしょうか。
ここでは便秘薬による腹痛を和らげる方法を便秘薬が
体に働くメカニズムと一緒にご紹介します。
便秘薬が体に働くメカニズムとは
そもそも便秘薬が体に働くメカニズムとはどのようなものなのでしょうか。
便秘薬を飲んで腹痛が起こる原因のひとつに
腸の活動(ぜんどう運動)が活発になり過ぎてしまうことが挙げられます。
そういった活発になりすぎる腸の中の活動のせいで腹痛以外に
ひどい時は下痢も引き起こしてしまうというものがあるので注意が必要です。
この腹痛は、便秘薬の副作用として便意を普段我慢する人など多くの人に起こりやすく
それ以外には、腸内に水分が増えすぎたり便秘の原因が過敏性腸症候群に
よるものだった場合に腹痛を伴う下痢が起こりやすいといわれています。
腹痛のリスクを和らげる方法
次に便秘薬を飲んだ時に起こる腹痛のリスクを少しでも
和らげるためにはどうすればいいか?その方法をご紹介します。
便秘薬を飲むのですから、多少の副作用はつきものです。
そのため、完全に腹痛をなくすことは難しいですが
そのリスクを減らす努力をすることは可能です。
まず1つ目は、便秘薬の量を少量から試すことです。
一気に規定量を飲むと人によっては効きすぎることもあり
その場合、激しい腹痛に悩まされたうえ下痢になる危険もあるので
できれば最初は少ない量を試して、それから徐々に増やすというのがいいでしょう。
そして2つ目は
自分の体質にあった便秘薬を薬剤師などに相談して決めることも大事です。
便秘薬には多種多様のものがあり医薬品から漢方薬までさまざまなので
できるだけ副作用を減らしたいとこちら側の要望を伝え処方してもらうのが
一番安全と言えます。
3つ目は、日頃から腸内環境を整えることが大切です。
薬を飲む前に、まずは腸内環境を普段の食事や運動で整えることをすれば
自然と便通は良くなる人もいます。
善玉菌に対して悪玉菌が多いと便秘を引き起こすので
できるだけ善玉菌を増やす食生活を心がけましょう。
まとめ
便秘薬を飲むと、どうしても副作用などに悩まされることが多いです。
そのため、ここではなぜ便秘薬を飲むと腹痛が起こるのかのメカニズムから
便秘薬を飲んだ時にでも副作用のリスクを減らすための方法をご紹介しました。
まずは、便秘薬に頼らずに日常生活の中で腸内環境を整える食生活を心がけるなど
薬に頼らないことが大切で、便秘がひどい場合は便秘薬をまずは少量から
試してみましょう。
できるだけ自分の体に合った便秘薬を選ぶことをおすすめします。