胃痛がすると同時に背中が痛くなることはありませんか?
もし、そうでしたら何か違う病気になっている可能性があります。
胃と背中が痛いのは、その痛みがどこにあるかによってどんな病気なのか
病気の種類が違ってきます。
痛みがある場所をうまく特定できたら、どんな病名かを判断して治療法を
調べてみましょう。
悪化した場合は病院に行くのもいいでしょう。
胃と背中は切っても切れない関係
胃と背中が同時に痛くなるのは、ストレスが原因であることが多いです。
主にそのストレスの原因となるのが、緊張や不安から起こる精神的なもの
そしてもう一つが刺激物を食べた時に起こるものです。
これらのストレスが原因だった場合、必ず交感神経が興奮していることが多いです。
この交感神経が興奮すると、胃酸が出やすくなります。
胃酸が出て、胃酸が胃壁を溶かし、胃炎の原因となってしまうケースもあります。
そしてこういったストレスが原因の場合、胃の痛みが出ることが多く
同時に背中の痛みが併発することがあります。
胃腸の痛みは、お腹の裏側である背中にも現れるため
お腹の裏である背中あたりの筋肉が固まってしまいます。
筋肉が固まるとその場所の血液がどんどん流れにくくなってしまい痛みが
はっきりと現れてしまうのです。
どこが痛む?痛みから考えられる病気
胃の痛みの場所はそこまで変わりませんが、背中の痛みの場合は場所があちこち変わります。背中のどこが痛むかによって、どんな病気かが分かるのです。
背中の中央から左にかけての場所の痛みがひどい時は
胃腸の延長である可能性が高いです。
それ以外だと十二指腸潰瘍が原因である可能性が高く
胃の痛みと背中が痛む症状が出ることがあります。
十二指腸潰瘍になる一番大きな原因は、一番大きいのはストレスです。
その治療としては止血剤の注射やレーザー治療。
もしも症状が重い場合は手術をしなければいけないこともあります。
自分たちでできる対処法だと、何らかのストレスの解消法を見つけたり
コーヒーなどのカフェインの摂取を減らし、食事も腹八分目を心がけるなどが重要です。
そして、胃の痛みと一緒に背中の右側や肩の近くまで痛みがある場合には
「胆のう炎」という病気の可能性が高いです。
「胆のう炎」の症状は、激しい激痛や悪寒を感じることもあり
みぞおち辺りにも激しい痛みを感じることがあります。
さらに、胆石がある場合などは命を落とす危険もあり
手術の必要があることもあるので注意しましょう。
まとめ
背中と胃痛が痛いのは、病気が原因の理由をご案内してきましたが
いかがだったでしょうか。
背中と胃はつながっており、お腹周りの筋肉が固まることでも痛みを
感じささいなストレスが原因だったりします。
ですが、その背中に痛みを感じた位置によっては
病気が原因の可能性もあり注意が必要なのです。