みなさんこんにちは!
最近ではすっかり一般化した「恵方巻き」。
その年の開運の方向を見ながら、黙って一気に食べるというお寿司ですね。
コンビニやスーパーでもその時期になると
いろいろな種類の恵方巻きがあって、どれも食べたくなる一品ですよね。
しかし、その起源はあまりいいとされるものではないようです。
今回はその起源をあえて解説していきたいと思います。
恵方巻きは遊女の遊びから始まったらしい!
「恵方巻きは食べやすいサイズに切らずに、そのまま食べる」というのが
ルールですが食事のときには礼儀や作法を重んじる日本の風習に対して
その姿は少し矛盾や違和感を抱いたりはしませんか?
実は、「恵方巻きを切らずに頬張って食べる」という行為は、
元は花街で行われていた、遊女の遊びに由来するものだったそうです。
花街というのは男性が遊ぶ場所ということで
そういった場所では、食べ物も下品に扱われていたそうです。
大阪の花街界隈で行われていたもので、巻き寿司を男性のアレに見立てて遊女が頬張り
いやらしい顔をする姿を見て楽しんでいたということなんです。
なんとも下品な話ですね。
現在では、セクハラどころかわいせつ罪で逮捕されてしまいそうですね。
実は諸説ある恵方巻の起源

恵方巻きの起源については、上記のような下品な話の他に諸説あります。
戦国時代や大昔の皇族が考えたなどの説がありますが
昭和24年に大阪鮓商協同組合の会議で「土用の丑の日のうなぎの蒲焼」に
対抗する販売促進手段として、節分に巻き寿司を食べようという案が出されたそうです。この説が有力ではないかと言われています。
そして、この販売促進手段が成功し、少しずつ
「恵方に向かって巻き寿司は食べ、幸運を呼び込もう!」
という宣伝活動も広がり始め今日のような「節分には恵方巻き」が
定着したようです。
まとめ
いかがでしたか?
今ではすっかり定着した「恵方巻き」ですが
その起源はあまり聞きたくなかった説やお寿司をもっと広めようと
販売促進のための活動に使ったなど諸説ありますがいったいどれが本当なのでしょうか?
興味のある方はぜひ調べてみてください。
いずれにせよ、現在の「恵方巻き」は幸運を呼ぶための行事ですので
諸説はあまり気にせず年中行事の一環として楽しみましょう。
「今年は、福よ来い!」、「幸運が舞い込みますように!」
などとお願いしてみましょう。
最後に・・・この記事で恵方巻きを食べたくなくなってしまったら申し訳ありません。
最後までお読みいただきありがとうございました。