黒髪は重く見えるから髪を茶髪にしておしゃれを楽しみたい!
そう思っても、美容室で髪を染めるのはお金がかかりますし小さな子供がいたりするとヘアカラーする時間もなかなか取れないですよね。
今回は身近にあるアイテムで簡単に髪を茶髪にできる方法をお伝えします。
黒髪を茶髪に変える仕組み
髪の毛内部のメラニン色素が髪から抜けることで髪は明るくなります。
メラニンにはユーメラニンとフェオメラニンがあります。
日本人が黒髪なのは、黒褐色系のユーメラニンが含まれる量が多いためです。
美容室やカラーリング剤で髪を染めるときは、専用の薬剤を髪の内部に浸透させ
メラニンを分解し脱色させるとともに、染料を発色させます。
一方紫外線や熱・プールの塩素などで髪が茶色に変わるのは
髪内部の潤いを保っているキューティクルが剥がれ、髪内部の細胞が損傷することで
黒く見えていた部分が薄くなり茶色に見えるからです。
茶髪へ変えられるアイテムは?
身近にあるもので茶髪にするにはどうすれば良いのでしょうか。
今回はご家庭にあるものや近所ですぐに購入できそうなものを紹介します。
リンスやコンディショナーで茶髪にする

- 乾いた髪にまんべんなくリンスまたはコンディショナーを塗り、15分放置します。
- リンスを洗い流し、今度は普通に髪を洗ってドライヤーで乾かします。
※これを週2回のペースで行うと1か月くらいで茶髪になるそうです。
リンスやコンディショナーは酸性なので、シャンプーの前にリンスをつけて長時間置くことで髪が酸性に傾いて傷み、色が抜けて茶髪になります。
ちなみにトリートメントはリンスやコンディショナーと働きが異なるので茶髪にすることはできません。
レモンとカモミールティーで茶髪にする
用意するものはレモン、カモミールティー(無ければ水)、スプレーボトルです。
- レモン汁と濃いめに淹れたカモミールティーをスプレーボトルに入れてよく混ぜ
髪にまんべんなく噴きかけます。 - そのあと日光の下で自然乾燥させるかドライヤーで乾かします。
※こちらも茶髪になるまで数回繰り返す必要があります。
もともと髪色が明るめの人は、黒髪の人より比較的早く茶髪になります。
このレモンとカモミールティーに、はちみつをプラスしている人もいます。
オキシドールで茶髪にする

オキシドールという消毒薬を使う方法です。
- オキシドールと適量の水をスプレーボトルに入れてよく混ぜ、髪全体に噴きかけます
- 15~20分経ったらドライヤーで乾かします。
オキシドールは薬局で買えます。
しかし簡単に買える一方、間違えた使い方をすると大変危険な薬剤です。
子供の手の届かないところに保管しましょう。
肌が弱い人がオキシドールを使うと皮膚が荒れたり
皮が剥けたりしますので使用は避けてください。
まとめ
私が調べた中でもっとも効果がありそうだったのは、オキシドールを使った方法でした。
昔は市販のカラーリング剤の代わりにオキシドールを使って髪を明るくする人も多くいたようです。
ただ、どの方法を選んだとしても髪の毛を傷めることには変わりありません。
髪を茶髪にするときは、ヘアケアを普段以上に念入りに行うようにしてください。