だんだんと寒くなってきましたね。
寒くなってくると、厄介なのが雪です。
雪は、降ると片付けるのも大変だし、寒いし
本当にキツイですよね。
そんな雪と氷の違いって、知ってますか?
雪も氷も、どちらも水でできていますよね。
子どもに何が違うのか聞かれて
答えれなかった方もいると思います。
では、形状以外での雪と氷の違いとは何なのでしょうか。
この記事では、雪と氷の違いについて細かく
ご紹介していきたいと思います。
雪と氷…それぞれができる条件は?違いもここでスッキリ解説!
まず先に雪と氷の違いについて答えてしまうと
実は雪も氷も同じものなんです。
氷という大きいくくりの中に、雪があります。
自然の中に降ってくる氷ののことを、雪と呼ぶんです。
同じものなんて驚きですよね。
なので、この記事で扱うのは
冷凍庫などにある氷と雪の違いを比較していきます。
- 雪とは
上空のとても冷えた空気中に、氷の粒ができます。
その氷は、周りの水蒸気がくっついて、凍っていきます。
この、氷にたくさんの水蒸気がくっついて固まったものが、雪と呼ばれます。
このような、気体が液体にならずに固体になる現象を“昇華”といいます。
水蒸気がくっついてできるので
一つ一つ形が違うものができるんです。
そしてその形は
湿度や気温によっても変化していきます。
雪の結晶の形が一つ一つ違うのには
こういった理由があるんですよ。
水蒸気が多い空気のあったところの雪は
花びらの形をしています。
水蒸気が少なく、温度が低いところの雪は
角ばった形をしています。
環境による変化はとても大きいんですよ。
- 氷とは 氷は、0度以下になった時に水が固まったものを言います。
このような、液体が固体になる現象を“凝固”といいます。
雪との大きな違いは、気体ではなく液体が固まることです。
氷は”昇華”ではなく、”凝固”するてなんが違うといえます。
また、氷は雪と違い、空気を通さないという特徴を持ちます。
私は最初、かき氷と氷の違いみたいなもんだろ!と思ってたら
調べるとこんなにも違いがあるんですね。
調べてみると、楽しいですよね。
実は家庭でもできちゃう!?雪の結晶や溶けない氷づくりに挑戦!
雪の結晶や、溶けない氷が作れたら
自由研究にもピッタリですよね。
ちゃんと作れるんですよ。
家でできる、雪の結晶と溶けない氷の作り方をご紹介します。
- 雪の結晶
上記のように、雪には発生する条件があります。
氷の核になるもの、水蒸気と温度です。
準備するものは
- 500mlのペットボトル
- 発泡スチロールの箱
- 消しゴム
- ゴム栓
- 釣り糸
- ドライアイス1〜1.5kg
- 発泡スチロールの蓋に、ペットボトルが入る大きさの穴を開けます。
- 消しゴムに少し切り込みを入れ、釣り糸で吊るします。
- ペットボトル内部を水で濡らして捨て、息を何度も吹き込みます。
- 2で作った消しゴム付きの釣り糸を、ペットボトルの中に底に着くように入れます。
- 糸が張るように伸ばして、ペットボトルの口の部分をゴム栓で止めます。
- ペットボトルを発泡スチロールにに入れ、3分の2の高さまでドライアイスを入れます。
- 20〜30分程で、上から覗き込むと結晶ができています。
ドライアイスを扱うので、軍手を使うなどして
しっかりと低温やけど対策をしてください。
- 溶けない氷
そもそも氷が溶けるのは、中に入っている空気が原因です。
この気泡の中には、不純物が入っていて、溶けやすさの理由になっています。
その気泡を入れないようにすると、溶けにくい氷が出来上がります。
- 冷凍庫の温度を上げ、ゆっくり凍らせる
- 製氷機を袋で包んだり、敷物をする
- 沸騰させた水を凍らせる
1.冷凍庫の温度を上げてゆっくり凍らせることで
空気や不純物が抜けていきます。
2.製氷機を袋に入れたり、割り箸などを下に敷くと
冷気が直接水に当たらず、不純物の少ない氷ができます。
3.沸騰させることで、水の中の空気や不純物を抜くことができます。
こうすることで、透明で溶けにくい氷を作ることができるんです。
是非試してみてくださいね。
まとめ
雪と氷の違い、わかりましたか?
- 雪は気体が凍ったもの(昇華)
- 氷は液体が凍ったもの(凝固)
どちらも同じ氷ということで間違いはないのですが
作られる家庭によって名前が変わります。
覚えておくと、豆知識として役にたつかもしれませんよ。
是非、頭の片隅に入れておいてくださいね。