学校の行事に参加したくないと言うのは、一言で言うならば、
行くのが面倒くさいと言うことがご本人の心の根底にあるようです。
最近は、結構このようなお子さんが多く、私の知り合いにもいました。
特にいじめの問題もないのに、朝起きていざ行事への準備ができなくて
そのまま欠席してしまうことが多いんですね。
参加すれば楽しいのが、何故か楽しいと思えない。
自分自身が分からない。
家の中でも特に何をするわけでもなく、無駄に時間だけが過ぎ去ってしまう。
ただぼーとしているだけで何もしていません。
食欲はありながら、行事のある朝になると気が失せてしまうようです。
親御さんは、自覚が足りないと言っていましたが、
その繰り返しで全く解決はつかずご本人は無気力な状態でした。
学校行事に参加したくないのは、なぜ?問題を抱えているケースも!?

おそらくご本人の心の中では、
本当はやっぱり行事に参加しなければいけないと思いながらも、どこかで行きたくない。
本当に行事自体が楽しいものであれば休んで家でゴロゴロしていることもないでしょう。
おそらくそこまで友達とも楽しくないし、行事も楽しくない。
いわゆる矛盾した心理と無気力状態の悪循環であるのでしょう。
行事には、参加しなければいけないければ行きたくない気持ちは
はたから見ると矛盾した心理を抱えています。
ご本人としては、行事に参加できる自分に変えなければとは思っているのでしょうが
結果的には、行けなくなっています。
きっと自分自身に失望して苦しんでいると思います。
そしてこの状態が繰り返えされるとその苦しい状態が続き、希望がますます見えず
深く無気力に陥ってしまう悪循環に、最悪の場合には、登校拒否になってしまいます。
学校行事に参加したくない子供に親ができること&NGなこと
ご本人は、今こうした矛盾する心理と無気力状態の中で
悪循環があると親御さんも心にとめることが大切です。
ご本人は、みんなと同じく行事に参加出来ない自分自身を
自己否定して苦しんでいるのです。
きっと本当は、普通の自分を理解してほしい。普通でない
自分の存在を認めてほしいと思っているかもしれません。
そのために、家で安心できる家庭環境を作ることです。
家庭が安心できる居場所となれば無気力の悪循環に陥ることも
時間とともに解決するでしょう。
愛情表現を示し、あなたはひとりでない気持ちを持たせることが大切で
決してひとりで孤立させることはNGです。
まとめ
とにかく参加出来ない理由や原因を解決しないと、お子さんは前進できません。
時には、行事に参加出来ない理由はご本人はにも特定が難しい場合もあるようです。
仮にうまく理由を特定できても簡単に表現出来なかったりすることが多く、
簡単に解決出来ないことが多いようです。