学校の国語の時間に俳句を勉強すると思います。
俳句は勉強をする前でも一度は耳にしたことがある人も多いと思いますが
実際勉強をするととても意味深い物ですよね。
俳句を作る際には必ず「季語」と言うのを入れなければなりません。
季語は季節ごとにあり
春や夏とそのまま使うのではなく
春に関連する言葉を使って俳句を作っていきます。
今回は季節の中でも「夏」の季語やその代表作をご紹介しましょう。
一度はきいたことがある!?夏の季語を使った俳句の代表作ご紹介
夏の季語を使った代表作を5つご紹介しましょう。
- うつとりと 人見る奈良の 鹿子かな
作者 正岡子規 ・季語 鹿
- 夏草や つわものどもが 夢の跡
作者 松尾芭蕉 ・季語 夏草
- 木の下に 其の梅漬ける 小庭かな
作者 尾崎紅葉 ・季語 梅干し
- 家涼し 団扇にのせて 嵐山
作者 正岡子規 ・季語 団扇
- 夏河を 越すうれしさよ 手に草履
作者 与謝蕪村 ・季語 夏河
どれも季語を見るだけでも夏を連想させますよね。
また作者も一度は
耳にしたことがある人ばかりではないでしょうか。
夏の季語を使った俳句作り!季語の選び方やまとめ方の秘訣とは?
季語を見るとなるほどと思いますが
実際自分で考えて俳句を作ろうとなると難しいですよね。
俳句を作る時の重要なポイントは「季語」なんです。
この季語も種類に分けられ
- 夏の付く季語(夏の朝、夏休みなど)
- 自然の季語(虹、日陰など)
- 生活の季語(キャンプ、日焼けなど)
- 風物の季語(浴衣、ラムネなど)
- 行事の季語(七夕、お盆など)
- 動植物の季語(セミ、ヒマワリなど)
- 食べ物の季語(すいか、トマトなど)
となります。
たくさんありますよね。
どの種類の季語を使うのかを初めに考えると
作りやすいでしょう。
次に重要なポイントは季語をおく位置です。
季語は初めか最後に持ってきましょう。
そして季語に対してどうなのかどうだったのかなど
質問をしていってみましょう。
その後に字数を調節すれば俳句の出来上がりですよ!
何か出来そうな気がしてきませんか?
まとめ
俳句を考えるととても難しく思いますが
例えば夏の俳句となればまず「夏と言えばなんだろう?」と
考えると何かしら出てくると思います。
それがほぼ季語に当たるでしょう。
難しく考えずそれに自分の気持ちなどを
俳句の5・7・5に入れると俳句が出来ますよ。
是非いろんな季語を使って
オリジナルの俳句を作ってみましょう!