炭酸飲料を飲もうとしたら、うっかり炭酸飲料が
ペットボトルや缶ビールの中から噴き出して
服や顔がベトベトになってしまった経験ありませんか?
もし子を持つお父さんやお母さんなら
子供が自分の落とした炭酸飲料を噴出させてしまい
中身が全部こぼれてしまった時に子供から「どうしてこうなってしまうのか?」
聞かれて困ってしまった人も多いはずです。
ここでは、このように炭酸飲料を開ける時に噴出させずに開ける方法を紹介してきます。
誰でも一度は経験済み?!炭酸が噴き出すのには理由があった
炭酸飲料の蓋を開ける時に炭酸が噴き出すという経験は
炭酸を飲んだことのある人であれば誰でも一度は経験
しているのではないでしょうか。
そもそも炭酸が噴き出すには理由があったのです。
缶やペットボトルの中にある炭酸飲料には二酸化炭素が含まれる炭酸ガスがたくさん。
この缶やペットボトルを開ける直前に思い切り振ったり、振動させたり、
何かの拍子に落としてしまったりすると、中の炭酸ガスが膨張して
缶やペットボトルいっぱいに炭酸ガスがつまっている状態になります。
そんな状態で、一気に開けてしまうと
中で膨張していた炭酸ガスが液体と共に一気に外に溢れ出し、大惨事となります。
そのため、飲む前に、膨張した炭酸ガスをある程度開ける前
中にある段階で液体の中に戻すことで炭酸飲料の炭酸が
噴き出すことを防ぐ必要があります。
うわっ!とならない為に、炭酸を爆発させない方法
炭酸飲料が明けた途端に、吹きこぼれたり爆発すると着ていた服も
ずぶぬれになったり液体が顔や手にかかってベトベトになってしまいます。
このような事態を防ぐためにも、炭酸を爆発させないいくつかの方法を紹介します。
まず、1つ目は「放置する」です。
どれぐらい待つのかについては個人のさじ加減ですが、炭酸は時間を置くほど
液体と合わさって溶けていくので目安としては約30分~1時間と時間に幅があります。
開ける前に放置する時間が長ければ長いほど噴出する確率は低まるといわれています。
待つ間は冷蔵庫があるならば冷蔵庫に戻しておいてもいいでしょう。
そして2つ目は、「開ける前にゆっくりと机などの上で10回~30回ほど転がす」
のも良いです。もし机がなければ手の中でゆっくり回転させるだけでも大丈夫です。
横にして、手の中でゆっくりと回転させてみましょう。
3つ目の方法は、「側面を一周軽く数回たたく」です。
これは、そこまで同じ場所を力いっぱいたたかなくても大丈夫です。
トントンと軽く側面の表面を数回指先でデコピンしながら
一周するように何度かトントン叩くだけでも開けた時に
爆発する確率は低まるといいます。
しかし、ここで注意してほしいのはこの3つ目の方法が効くのは
缶入りの炭酸飲料のみであることです。
側面が出っ張ったりへこんでいるペットボトルには効果がないので
ペットボトルの場合は、上の放置する方法とゆっくりと回転させる方法
を試してみましょう。
まとめ
ここでは炭酸飲料が噴き出す理由やその防ぎ方を紹介してきました。
ちなみにここで紹介した対処法は
普通の炭酸飲料には個人差があるものの効果がありますが
ダイエットコーラなどについては効果がないので注意しましょう。
そして、冷蔵庫に入れずに冷凍庫に入れないように注意してください。
凍らせると開ける時炭酸が噴き出すリスクが上がってしまいます。
正しい知識を身につけて、炭酸飲料を飲む時は注意しましょう。